体温を上げて睡眠の質を高める! 70歳からの「寝る前30秒ストレッチ」
体温を上げて睡眠の質を高める! 70歳からの「寝る前30秒ストレッチ」
■健康寿命を延ばしたいならなによりも「睡眠」です
加齢とともに「眠る力」(眠るための体内の機能)は低下していきます。しかし、だからといって「歳だから眠れなくても仕方ない」と、あきらめないでください。寝床に入ってもなかなか寝つけずに長時間考えごとをしたり、夜、熟睡できずに、日中に眠気をもよおしたりといった生活が続くと、免疫力が低下して感染症にかかりやすくなったり、認知症やうつ病を引き起こしたり、生活習慣病を悪化させたりするおそれがあります。
この先、健康に長寿をまっとうしたいと思うなら、食事や運動に気をつけることも大事ですが、「質」の高い睡眠を確保することにも努めてほしいと思います。なぜなら、夜、ぐっすり眠ることが体の機能を回復させ、脳の疲労をとり、記憶力を高め、老化を予防することにつながるからです。熟睡できない日が続けば、体の機能が衰おとろえ、脳の働きも低下し、老化も進むのです。ですから、健康長寿のために食事や運動習慣に気配りしなければならないのと同じように、あるいはそれ以上に、睡眠の大切さを理解し、もっと睡眠と真剣に向き合ってほしいのです。
睡眠は、ただ十分な時間を確保すればよいというわけではありません。「量」と「質」が重要です。入眠から4時間以内に訪れる、脳の疲労をとる「深しん睡すい眠みん」と、起床前の脳をリフレッシュさせる「レム睡眠」が、ともにしっかりとれていることが不可欠です。
本書では、健康な生活のための睡眠のとり方と、「質」の高い眠りを得るために有効なストレッチを紹介しています。この本を通じて、読者のみなさんが、睡眠を重視した生活スタイルへと転換をはかり、睡眠のためのさまざまな取り組みを行いながら、よりいっそう快活な人生を送っていただけることを願っています。 (「はじめに」より)
著者:白濱龍太郎
縦:21×横:14.8 全頁数:112ページ
重量242g厚さ0.9cm
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