「ことばが遅い子・心配な子」から「ことば」を引き出す親子あそび
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「2歳も過ぎたのに、まだことばが出てこない」「何か言っているようだけど、さっぱりわからない」「1歳半健診で、『様子を見ましょう』と言われたけれど、どんなことを見ていればいいのか不安で」……。
私たちは、日々このような悩みを抱いていらっしゃる親御さんの発達相談をオンラインで受けています。ことばやコミュニケーションの発達に関する国家資格である言語聴覚士の西村千織と、からだや運動面の発達に関する国家資格である理学療法士の西村猛の2人がそれぞれの見地からお話を伺い、お子さんの発達状況や、お家でできる取り組みなどについて、わかりやすく説明・提案させていただいています。
たくさんの親御さん、子どもさんと接する中で、強く感じることがあります。それは「発達への不安がありながらも、『今』という時間を大切にして、親子でもっと『楽しい時間』を過ごしてほしい」ということです。
なぜなら、「楽しい」という気持ちこそが、子どもの発達の基礎になるからです。「楽しい」、そして「心地よい」という感覚が、子どもの脳を活性化させ、それが心身の成長を活性化させていきます。
では、子どもが「楽しい」と思えることとは、何でしょうか?
それは「あそび」です。大好きなママやパパと一緒なら、なおさらです。
本書では、100の楽しいあそびを紹介しています。その中には昔ながらのあそびもあれば、私たちの経験から考案したものもあります。
一見すると、「こんなあそび、ことばと関係があるの?」「これで本当にことばが出てくるの?」と思われるものもあるかもしれません。
また、「からだを使ったあそびが、ことばに関係するの?」といった疑問もあるかもしれません。しかし、本文でも紹介していますが、実はことばの育ちを考えるときには、ことばだけを見るのではなく、からだの育ちもしっかりと観察していくことが必要です。
そうしたことから、言語聴覚士と理学療法士が、それぞれの得意とするノウハウを持ち寄り、一緒に考えた本書のあそびは、子どもの「ことば」「からだ」「こころ」を総合的に育てるという意味で、まさに理想的なものと言っても過言ではありません。
本書で紹介するあそびは、巻頭から巻末に向かって、おおよそ0歳から6歳までの順で並べていますが、「ここからここまでが○歳」といった明確な年齢区分や、実施にあたっての厳格なルールを設けていません。なぜなら、あそびの効果という視点で考えると、どのあそびもすべての年齢において効果的だと考えているからです。
反対に、「このあそびは難しいかな?」「少し苦手かな?」ということが感じられたら、「感覚統合」の要素(視覚・聴覚・触覚・前庭覚・固有覚)を活性化させる、低年齢向けのあそび(おおむね前半部分)に立ち戻って、お子さんと一緒に楽しんでみてください。
あそびの中でじっくり見ていただきたいのは、お子さんの表情です。
どんなことが好きで、何に興味があるのか。楽しいと感じたときにはどんな表現をするのか。それらをじっくりと観察していると、お子さんが何を求めているのかも見えてくるでしょうし、漠然としていた「困り感」が、「これが苦手なんだな」「ここに困っていたのか」というように具体的に理解できるようになるはずです。また、そうした「わが子を理解していくプロセス」を、ママ・パパご自身も、ぜひ楽しんでみてください。
お子さんとの毎日が笑顔でいっぱいになったとき、みなさんの胸の中の不安はすっかり小さくなり、お子さんの可能性を探す喜びに満ちあふれていることでしょう。 (「はじめに」より)
著者:西村千織、西村 猛
縦:18.8×横:12.8 全頁数:160ページ
重量170g厚さ0.9cm
私たちは、日々このような悩みを抱いていらっしゃる親御さんの発達相談をオンラインで受けています。ことばやコミュニケーションの発達に関する国家資格である言語聴覚士の西村千織と、からだや運動面の発達に関する国家資格である理学療法士の西村猛の2人がそれぞれの見地からお話を伺い、お子さんの発達状況や、お家でできる取り組みなどについて、わかりやすく説明・提案させていただいています。
たくさんの親御さん、子どもさんと接する中で、強く感じることがあります。それは「発達への不安がありながらも、『今』という時間を大切にして、親子でもっと『楽しい時間』を過ごしてほしい」ということです。
なぜなら、「楽しい」という気持ちこそが、子どもの発達の基礎になるからです。「楽しい」、そして「心地よい」という感覚が、子どもの脳を活性化させ、それが心身の成長を活性化させていきます。
では、子どもが「楽しい」と思えることとは、何でしょうか?
それは「あそび」です。大好きなママやパパと一緒なら、なおさらです。
本書では、100の楽しいあそびを紹介しています。その中には昔ながらのあそびもあれば、私たちの経験から考案したものもあります。
一見すると、「こんなあそび、ことばと関係があるの?」「これで本当にことばが出てくるの?」と思われるものもあるかもしれません。
また、「からだを使ったあそびが、ことばに関係するの?」といった疑問もあるかもしれません。しかし、本文でも紹介していますが、実はことばの育ちを考えるときには、ことばだけを見るのではなく、からだの育ちもしっかりと観察していくことが必要です。
そうしたことから、言語聴覚士と理学療法士が、それぞれの得意とするノウハウを持ち寄り、一緒に考えた本書のあそびは、子どもの「ことば」「からだ」「こころ」を総合的に育てるという意味で、まさに理想的なものと言っても過言ではありません。
本書で紹介するあそびは、巻頭から巻末に向かって、おおよそ0歳から6歳までの順で並べていますが、「ここからここまでが○歳」といった明確な年齢区分や、実施にあたっての厳格なルールを設けていません。なぜなら、あそびの効果という視点で考えると、どのあそびもすべての年齢において効果的だと考えているからです。
反対に、「このあそびは難しいかな?」「少し苦手かな?」ということが感じられたら、「感覚統合」の要素(視覚・聴覚・触覚・前庭覚・固有覚)を活性化させる、低年齢向けのあそび(おおむね前半部分)に立ち戻って、お子さんと一緒に楽しんでみてください。
あそびの中でじっくり見ていただきたいのは、お子さんの表情です。
どんなことが好きで、何に興味があるのか。楽しいと感じたときにはどんな表現をするのか。それらをじっくりと観察していると、お子さんが何を求めているのかも見えてくるでしょうし、漠然としていた「困り感」が、「これが苦手なんだな」「ここに困っていたのか」というように具体的に理解できるようになるはずです。また、そうした「わが子を理解していくプロセス」を、ママ・パパご自身も、ぜひ楽しんでみてください。
お子さんとの毎日が笑顔でいっぱいになったとき、みなさんの胸の中の不安はすっかり小さくなり、お子さんの可能性を探す喜びに満ちあふれていることでしょう。 (「はじめに」より)
著者:西村千織、西村 猛
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