東北大式！ 毎日おいしい「腎機能改善」レンチンおかず

本書は健康診断などで腎機能の低下が見られた方や慢性腎臓病と診断された方のために考えられた、レシピを中心とした書籍です。
慢性腎臓病の進行を抑え、腎機能を守るためには、タンパク質の制限、減塩、適正カロリーの確保、（場合によっては）カリウムとリンの制限が必要ですが、様々な制限があると食事の時間を楽しむことができなくなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、管理栄養士の麻生れいみさんが「火を使わずレンチンでできる」のに、「まるでレストランで食べているみたいにおいしい」、しかも「上手に手間を省く」ことができるアイディアを紹介します。
「エビのトルネード切り」「ホタテのセパレート切り」「ポテサラ入り鶏ロール」など、栄養はそのまま、見た目のボリュームアップを叶える、魔法のような技も紹介します。
「東北大式」腎臓リハビリテーションは、「生活習慣の改善」「運動療法」「食事療法」「薬物療法」の4つの療法から成り立っています。本書は「食事療法」を紹介するレシピ本ではありますが、やはり「運動療法」あってこそ、効果を発揮するのです。
本書ではP5~7まで「運動療法」である腎臓リハビリトレーニングをご紹介しています。初期段階の方はもちろん、人工透析を受けている方に対しても驚くほどの効果を上げています。本書で紹介するレンチンレシピでおいしく栄養調整するだけでなく、ぜひ運動療法のほうも併せて行ってください。 （「はじめに」より）
監修：上月正博
縦：18.8×横：12.8 全頁数：160ページ
重量174g厚さ0.7cm