うまくいかなくてもへこたれない 子どもの「立ち直り力」が身につく本
うまくいかなくてもへこたれない 子どもの「立ち直り力」が身につく本
うまくいかないことがあったとき、自信をなくしてしまったり、投げやりになったりして、なかなか気持ちを切り替えることのできないわが子の姿を見て、「どうしたらへこたれない子になってくれるのだろう」と思っている親御さんは多いのではないでしょうか。
たとえ失敗したとしても、気持ちを切り替えてまたやってみよう、という前向きな姿勢を、この本では「立ち直り力」と呼んでいます。
力という名はついていますが、けっして自分一人でなんでもこなせるすごい人になることを目指すのではありません。ときには周りの人に助けを求めるしなやかさを育みます。
本書は、食事や衣服の着脱などの自立が可能になり、食事や睡眠などの生活リズムが形成される時期でもある就学前の5歳ごろから、集団や社会のルールを守り、善悪の判断や規範意識が形成される学童期の8歳ごろまでのお子さんをもつ親御さんを対象にしています。
「生活の基盤」や「社会のなかでの人とのかかわり」を、大事に育てていくこと。つまり、できる範囲で身のまわりの生活を整え、そのうえで、できないことは誰かに頼っても受け入れられるような良好な人間関係のために、相手を不快にさせない人とのかかわり方を築いていくことです。
P64~79には、お子さん自身が、見て読んで参考にできる【お手本を見ながらやってみよう】を掲載しています。コピーして、洗面所の近くやリビング、子ども部屋に貼って参考にされるとよいと思います。
無理強いしたり、うまくいかないことを責めたりせず、できることを増やして、できないことは力を借りて、子どものペースでやっていくとよいでしょう。
この本が、多くのご家族の幸せな毎日の一助となることを願っています。 (「はじめに」より)
著者:藤野 博
縦:21×横:14.8 全頁数:128ページ
重量282g厚さ1cm
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