まぶたが下がる「眼瞼下垂」はこうして改善する
まぶたが下がる「眼瞼下垂」はこうして改善する
ある調査によると、中高年女性のおよそ8割以上の方が、加齢による「まぶたの下がり」に悩んでおられるということです。
実際、私のクリニックにも、「目が小さくなった気がする」「いつも眠そうに見られる」「ものが見にくくなってきた」「まぶたが重い」など、「まぶたの下がり」にお悩みの患者さんが毎日多数来診されていますし、手術による治療も毎日数件実施している現状です。
私はこれまで20年以上にわたって緑内障や近視、眼瞼下垂などの目のトラブルの治療に携わり、2001年にはオルソケラトロジー(視力回復コンタクトレンズによる近視視力回復治療)をわが国でいち早く導入するとともに、レーシック(エキシマレーザー角膜屈折矯正手術)など、最新の知見による治療法も積極的に採用し、独自の安心・安全な方法を確立してきました。
そういった臨床活動と並行して、目のトラブルの原因や仕組みについての研究も長年続けています。オルソケラトロジーやレーシックにも即効性のある対症療法としての意義がありますが、臨床と研究の積み重ねから得た結論は、「生活習慣の改善によってこそ、目のトラブルは改善する」ということに尽きます。
目のトラブルの原因には、「体や血液の酸化」が大きく関わっていると私は考えています。目と体は密接につながっており、「酸化」による不調が知らず知らずのうちに目に大きなダメージを与えていると考えられます。だからこそ、生活習慣を改善して体の酸化状態を是正すれば、健全な視機能を取り戻すことができると思うのです。
どのような病気も、「その場しのぎ」の対症療法だけでは完治しないと私は考えています。目やまぶたのトラブルも同様で、不調を根本的に見直し、原因を取り除くことで、本来の機能回復へと向かうことができます。
本書によって、一人でも多くの方々が「まぶたのお悩み」から解き放たれ、スッキリとした視界と心を取り戻し、見通しの良い豊かな人生を歩み続けられることを願っています。 (「はじめに」より)
著者:小栗章弘
縦:21×横:14.8 全頁数:120ページ
重量168g厚さ0.9cm
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