認めてほめて愛して育てる
認めてほめて愛して育てる
子どもをどのように考えて育てればよいか、よくわかる本を1冊書いてほしいと多くの親御さんからよく言われていました。小さい子どもの見方、接し方、しつけ方から、小学生、中学生、高校生になった子どもたちにも当てはまり、社会人に育てるまでの子育ての指針になるような本を書いてほしいという注文です。
子育てのコツは、原則がわかれば本当は非常に簡単なのです。この本の題名の通り、「認めて、ほめて、愛して」育てればよいのです。
どの子もみな、小さい子どもから大きな子どもまで、心の奥底で無意識に、「認められたい」「ほめられたい」「愛されたい」という願望を持っています。その願望を満たしてあげると、どの子も、心の育ったやさしい、人のことを思いやることのできるすばらしい子に育つのです。
親が子どものこの願望を満たし、充分愛情を伝えてくださると、どの子もみなすばらしく育つのです。ただ、現実は、親が子どもに愛情を伝える方法をよく知らないので、子育てに問題が生じているというケースがほとんどなのです。
親が子どもに愛情を伝える方法が、“認める、ほめる、愛する”であることを知り、それを実践してくださった親御さんは、子どもとの関係を改善し、素敵な親と子の信頼関係を築くことに成功していらっしゃいます。
子どもをしつける、子どもの能力を育てるということを考えるより前に、何より親と子の信頼関係を築いてくださると、子どもとのすべてのことがスムーズに滑りだします。
その実際の様子を、実例を交えながら詳しく述べてみようと思います。
子どもを認めて、ほめて、愛して育てると、親と子の心が育ち、通い合い、親と子の信頼関係が築かれます。その上に、子どもに大きく親のビジョンを伝えて子育てをしていただきたいと、著者の私たちの夢を託しながら、この本をお届けします。 (「はじめに」より)
著者:七田 眞、七田 厚
縦:25.7×横:18.2 全頁数:216ページ
重量246g厚さ1.4cm
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