感じのいい人がやっている 気持ちが伝わる絶妙3行文章
感じのいい人がやっている 気持ちが伝わる絶妙3行文章
一日に何回、何十回と携帯電話やスマートフォンの画面を見ることが当たり前になった今、わたしたちはその画面の向こう、メールやSNSの先にいる相手のことをどれくらい知っているでしょうか。
相手の人柄や考え方をどれほど深く理解し、信頼し、つきあっているでしょうか。
スマートフォンのおかげで瞬時に大勢とつながれるようになった一方で、身近な人ともっと丁寧につながりたいという風潮が強くなりつつあるようです。
年賀状を例にすると、儀礼的に送るものが減少する中、一枚の重みを大切にしようとする傾向が見られます。
枚数を減らしても、相手を思ってはがき(年賀状のデザイン)を選び、手書きで丁寧に個別のメッセージを添えて送り合う流れに変わってきているのです。
しかし、いざ書こうと思ってペンを持つと、途端に手が止まってしまいがちです。LINEのスタンプ選びは得意でも、胸の内を言葉で伝えるのはむずかしいですね。
「ありきたりな言葉しか出てこない」
「相手にわかってもらうには、どんな書き方をすればいいのだろう」
あなたにもそんな疑問や悩みはありませんか。
自分の気持ちを相手にわかってもらうためには、「わたしはこう思う」「こうしてほしい」と言葉で伝える必要があります。
気持ちを伝えることから逃げていると、悶々とストレスを抱え、わかってくれない人へのやっかみや当てつけの言動から顔つきまで悪くなることも……。
その一方で、自分の気持ちを素直に伝えると、意思が強くなり、凛々しさが生まれます。自然と笑顔が増え、だれからも感じのいい人と思われ、よい縁が舞い込んできます。
そのために、まずは言葉の引き出しを増やしましょう。「これいいな」「使えそうだな」と思う書き方を参考にして、覚えた言葉をどんどん使っていきましょう。使っているうちに、自然と言葉が自分のものになります。
長々と書く必要はありません。伝えたい気持ちは文字数に比例するわけではないのです。短い文章でも十分、伝わりますから、ほんの3行でいいのです。
本書では第1章で今なぜ気持ちを伝えることが求められるのか、気持ちを伝えると何が変わるのか、どんな価値が手に入るのか、わかりやすく解説していきます。第3章の絶妙3行文例や第2章・第4章の気持ちが伝わる文章の作り方は、SNSやメール、またちょっとしたメモや伝言を書くときにも使えます。
言葉を覚えるという点からいえば、書くときだけでなく、面と向かって口頭で伝えるときにも大いに役立ちます。
伝えたいことがあるのに、なかなか声に出して伝えられない。
そうしたもどかしさをわずかながらも抱えたことのある人は、ぜひ本書を手にとってください。
一つでも多く、心に響くヒントに出会えますように。 (「はじめに」より)
著者:むらかみかずこ
縦:21×横:14.8 全頁数:168ページ
重量220g厚さ1.3cm
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