[糖尿病]ヘモグロビンA1cをラクに下げる がんばらない食べ方
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子育ての中で特に扱いづらいのが、子どもの「イライラ」だと思います。
どんなお子さんでも、何かできないことがあると、不機嫌になって大声を出したり、周囲に八つ当たりしたりすることがあるでしょう。就学前であれば、パニックに陥ったり、けんかになってしまったりといったことも、珍しいことではありません。
一方で、ADHD(注意欠如・多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、SLD(限局性学習症)を持つ発達症(発達障害)のお子さんの「イライラ」は、ご家庭や学校で大きな問題に発展することがあり、要注意です。たとえば、相手のことを傷つけても、自分が悪いことをしたとは思わずに、叱られても逆に「キレる」ことがあります。衝動的に言いたいことやりたいことをし続け、友だちと言い争いをしてトラブルになることもあります。お子さんの特性ゆえ、こうしたことが繰り返し起こってしまい、その対応で悩まれている方もいらっしゃると思います。
本書では、特に発達症に見られる「怒り」の特徴と、そのコントロール法を紹介しています。イライラすることが多いお子さんに対して、「落ち着きなさい」「怒ってはダメ」「感情を抑えなさい」という説教では、なんともならないことがあります。
思うようにならないときに「怒る」のは、自然なことです。最初はこの事実を受け入れる必要があります。「人は誰しも怒ってしまう」ということを理解して、親自身も感情的に怒るのでなく、やさしい気持ちで「どうしたの? 聞かせて」と話を始めてみてください。
お子さんの話をじっくりと聞いて気持ちが理解できたら、コミュニケーション・トレーニングで苦手なところを練習して、少しずつ身につけていってください。笑顔で質問したり、相手の好きな話題で盛り上がったりしていくと、お子さんとお母さん・お父さんの関係が良くなり、それが友だち関係にも反映されていくと思います。
最後に、お母さん・お父さんご自身の努力もねぎらってください。自分にやさしくするスキルも紹介していますので、実践していただけるとうれしく思います。
この本が、お子さん、そして、お母さん・お父さんのイライラ・コントロールに役立ち、ご家庭が笑顔で溢れるようになることを願っています。 (「はじめに」より)
著者:栗原 毅
縦:21.5×横:14.8 全頁数:192ページ
重量130g厚さ1cm
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