マンガでわかる お母さんのガミガミが子どもをダメにする
マンガでわかる お母さんのガミガミが子どもをダメにする
子育てにさまざまな悩みを抱えているお母さん。やさしいお母さんを目指していますが、ついつい子どもの行動の遅さにイライラして怒ってしまいます。
ある日、ちょっと気になって私が主催する子育て教室にやってくる2人の子どもに聞いてみました。
お母さんが怒ると、どんな気持ちになるの?
「心がビューンって縮まっちゃうの。心がピカピカ光ってたのに真っ暗になる」
「ガクーンってなって、泣いちゃって、お母さんを叩きたくなるんだ」
お母さんが毎日ガミガミ怒ってばかりいたら?
「僕たち、病気になっちゃうよ……」
と、2人は口を揃えます。
じゃあ、お母さんが怒ったことを謝ると、どんな気持ちになる?
「心のモヤモヤがスーッと消えて、ニコッとなって、チュッして、顔が笑って、それでおしまい」
子どもたちは、なんて感受性豊かなんでしょう。 お母さんの様子を気にかけながら、自分の心でいろいろなことを思い、自身で成長していきます。
それに気づいたとき、このお母さんは、「忙しいからはやく言いなさい」「あなたが言いたいことは、つまりこういうことでしょう?」と子どもの先回りをしたり、ガミガミの連続攻撃を繰り出したりすることをやめました。
するとどうでしょう。子どもたちの表情に安心感が広がり、今までよりも自発的にやる子になったのです。
「あんなに苦しかった子育てが、こんなに楽しいとは思いませんでした」
子育てが楽しいお母さんに育てられると、どんな子もみるみるうちに素晴らしい子に変わるから不思議です。その楽しさを、あなたも体感してみませんか? (「プロローグ」より)
※本書は、PHP研究所より1993年に発刊された『お母さんのガミガミが子どもをダメにする』を再編集し、発行したものです。
著者:山崎房一
縦:25.8×横:18.2 全頁数:192ページ
重量336g厚さ1.3cm
100 個の在庫があります
受け取り可能状況を読み込めませんでした