マンガでわかる ちゃんと集中できる子の脳は10歳までに決まる
マンガでわかる ちゃんと集中できる子の脳は10歳までに決まる
集中力が高まると、すばらしい結果がついてきます。
「集中力のある子どもに育てたい」と多くの親が願うのも、幸せな人生を自らつくり出せる人になってほしいと考えているからだと思います。
集中力が、才能を発揮する原動力になることは言うまでもありません。
ところで、ひと口に「集中力」と言いますが、果たして集中力とはいったい何なのでしょうか?
私はこれまで、オリンピック選手や若手のオリンピック候補の選手に、“勝負脳”を鍛えるための脳科学的戦略などを紹介してきました。彼ら、彼女らは実力を伸ばして如何なく発揮し、本番にも強くなって、数多くのメダルを獲得してくれました。
この戦略にはもちろん、集中力を発揮する方法も含まれています。その後も、選手たちから、集中力についてたくさんの質問を受けています。アスリートだけでなく、学生や受験生からも、集中力に関して、数多くの質問が寄せられました。
・集中力を高めるには、どうしたらいいのか?
・集中力を持続させるには、どうしたらいいのか?
・会場にいくとドキドキしてとても集中できないが、どうしたらいいのか?
・緊張しても集中力が発揮できるようになるには、どうしたらいいのか?
こういった疑問や要望への答えは、皆さんも知りたいところだと思います。
本書では、皆さんの知りたい集中力について、脳のどのようなメカニズムと関係しているのかという角度から内容を展開しています。
集中力をどのように発揮するかは、生きていく上でとても重要なテーマと言えます。ですから、まずは集中力の正体を知り、その上で、本当の意味での集中力をつけていただきたいと願っています。
集中力は、実は、人間の「気持ち」に深く関わっています。にもかかわらず、これまで、なかなか集中力を身につけることが難しかったのは、「精神論」だけが語られて、脳科学の観点からのアプローチで語られることがなかったからだと言えます。
本書は、2015年に上梓した『ちゃんと集中できる子の脳は10歳までに決まる』にマンガを加えて、内容にもアップデートを施したものです。前掲書は、脳科学のアプローチから集中力を語った新しい試みが、大きな話題となり、現在も多くのお母様方の支持をいただいています。
本書によってお子様方の才能がさらに開花し、豊かな人生の実現に貢献できることを願っています。 (「はじめに」より)
著者:林 成之
縦:30.3×横:22.6 全頁数:192ページ
重量534g厚さ1.3cm
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