一生寝たきりにならない「おしり」の鍛え方
一生寝たきりにならない「おしり」の鍛え方
あなたはふだん、ご自身の健康のために、何か心がけていることはありますか?
あるいは高齢の御両親やお祖父さん、お祖母さんの健康のために、何かしてあげていることはありますか?
私たちが健康のために行なうさまざまなことを「健康行動」と総称します。
青汁を飲んでいる人もいるでしょう。ポリフェノールを含む食品を食べている人も、大豆食品でイソフラボンを摂っている人も、サプリメントで栄養補給している人もいるでしょう。毎日ラジオ体操をしている人も、近所を散歩している人も、スポーツジムに通っている人も、通販の健康器具をあれこれ試している人もいるでしょう。
右に挙げたこと以外にも、いろいろな「健康行動」があります。画期的な健康食品が新たに開発されたり、テレビ番組で健康特集が組まれたりするなど、世の中の多くの人たちが、健康増進をめざしてさまざまな形で努力しているわけです。
それらすべては、一生の間にできるだけ病気をせず、なるべく元気な状態をキープし続けて、幸せな人生を送りたいという思いから行なっているに違いありません。
では、どのような状態で年齢を重ねていけば、私たちは幸せに暮らせるのでしょうか。高齢になればなるほど、体力は低下していきますし、何らかの病気も出てくることがあります。それでもなお、「不便でない日常生活」を送るための最も重要な要素は、「寝たきりにならず、2本の脚で立って歩ける」ことではないでしょうか。
私は整形外科の専門医として、また介護予防に特化したデイサービスセンターの経営者として、毎日たくさんの患者さんやお年寄りと接し、みなさんの健康状態をチェックし、最善の治療が施せるよう日々努力しています。そうした経験からも、「自由に歩ける」ことの大切さが、身にしみるほどよくわかっています。
本書は、人間が幸せに生活できる最も基本的な要素である「歩ける体づくり」を主目的とし、そのために特に重要なおしり周り・下半身の強化に主眼をおいて執筆いたしました。イラストも豊富に掲載し、わかりやすくまとめてあります。ぜひみなさんの日々の「健康行動」にお役立ていただければ幸甚です。 (「はじめに」より)
著者:宮田重樹
縦:21.5×横:14.8 全頁数:112ページ
重量130g厚さ0.8cm
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