いつ死んでも後悔しないお片づけ
いつ死んでも後悔しないお片づけ
「片づける」
この言葉を聞いて、あなたはどんなことをイメージしますか?
「面倒くさい」「苦手」「時間がかかる」……など、どちらかというとネガティブなキーワードを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
実は私自身も、片づけは大の苦手でした。そんな私が、女性だけの整理屋さん「サマンサネット」を立ち上げ、引っ越しやリフォームの際の梱包や整理・収納のお手伝いをしていく中で、自分と同様片づけに苦しんでいる方がたくさんいることを知りました。
本書は、子どもの自立、職場からの引退、配偶者との離婚や死別、親の介護……など、さまざまな理由から人生の節目を迎えている50代の方に向けて書いた、片づけの本です。
あなたの家には、買ったまま封を開けていないモノ、人からいただいたけれど使っていないモノなど、たくさんのモノが溢れているのではないでしょうか。
超高齢社会の今、50代は、第2の人生のスタート時期。これから先の人生をもっと幸せに暮らしていくために大切なことは、年齢を重ねて片づけが面倒になる前の、まさに今この時期に、「わが家のモノと向き合い、片づける」ということです。
「片づける」ということは、単に「モノを捨てる」ということではありません。これからの自分の幸せな人生をイメージしながらモノを「分ける」ことから始めるのが、真の意味での「片づけ」なのです。
「モノを減らさなきゃ……」ではなく、「これからどんな暮らしがしたいか」を考えることからスタートしましょう。そうすることで、片づけをよりポジティブに捉え、「片づける」という行為を少しずつ楽しむことができるようになるはずです。
さあ、これからのあなたの人生がもっと幸せになるための片づけを、一緒に考えていきましょう。 (「はじめに」より)
著者:杉之原冨士子
縦:21×横:14.8 全頁数:176ページ
重量310g厚さ1.2cm
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