言ってはいけない! 親の「ひと言」
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わが子をはじめて抱いてどんなことを思いましたか?「元気に育ってほしい」、とか「幸せになってほしい」、はては「いてくれれば、もうそれだけでいい」と子どもの存在そのものが幸せ、と感じた方は多かったのではないでしょうか? しかし、子どもが大きくなるにしたがって、子どもに対する親の期待は高まります。こんなことができるといい、こんな子に育ってほしい、と要求が多くなります。それは、子どもの個性がはっきりしてくるからでしょう。しかし、子どもは親の思うようにはなりません。親とは別の人格をもち、得意なことも苦手なことも違います。考え方や価値観だって、同じだとは限りません。そうなると、つい、ぶつかります。そして、気がつくと、知らないうちに子どもを傷つけ、そのことに自分もショックを受けるようなことがあります。
この本では、子どもを決して傷つけてはいけません、ということを書きたかったわけではありません。生活していれば、どんな聖人君主だって、親子という近い関係ではぶつかります。ぶつかっては修正しながら、親子という独自の関係をつくっていくのだと思います。しかし、傷つけているつもりがなく、親が子どもを傷つけ続けたり、わかっていても子どもを傷つけることが止められないようなことが継続すると、良好な親子関係は成立しなくなります。恋人だったり、仕事仲間だったり、友だちといった関係であれば、いやだったら距離を置けばいいのですが、親子は、逃げ場がありません。子どもは小さければ、受け入れるしかありません。そうすると、その後の子どもの成長に大きな悪影響を及ぼし、ときに家庭のなかだけに収まらない悲劇を生むこともあります。
この本では、言葉を軸にして、どんなときに子どもが傷つくのか、それはなぜか、どうすればよかったのか、ということを紹介しました。言葉は、そのものが力をもちますが、同じ言葉でも状況や言い方、子どもの発達の状況、それまでの関係性によってその意味が異なってきます。ですから、言葉だけが独り歩きをしないように、第1章では、子どもの発達について紹介し、第2章では4コマ漫画でその状況を表しました。「ああ、あるある」と自分のことに置き換えながら、「そうか、子どもはこんなふうに思っていたんだな」と読んでいただきたいと思います。本書が、皆さんの子育てをより楽しいものにするために役立てば、幸せです。 (「はじめに」より)著者:小笠原 恵
縦:24.8×横:13 全頁数:31日分16枚綴(表紙含む)
重量106g厚さ1.3cm
この本では、子どもを決して傷つけてはいけません、ということを書きたかったわけではありません。生活していれば、どんな聖人君主だって、親子という近い関係ではぶつかります。ぶつかっては修正しながら、親子という独自の関係をつくっていくのだと思います。しかし、傷つけているつもりがなく、親が子どもを傷つけ続けたり、わかっていても子どもを傷つけることが止められないようなことが継続すると、良好な親子関係は成立しなくなります。恋人だったり、仕事仲間だったり、友だちといった関係であれば、いやだったら距離を置けばいいのですが、親子は、逃げ場がありません。子どもは小さければ、受け入れるしかありません。そうすると、その後の子どもの成長に大きな悪影響を及ぼし、ときに家庭のなかだけに収まらない悲劇を生むこともあります。
この本では、言葉を軸にして、どんなときに子どもが傷つくのか、それはなぜか、どうすればよかったのか、ということを紹介しました。言葉は、そのものが力をもちますが、同じ言葉でも状況や言い方、子どもの発達の状況、それまでの関係性によってその意味が異なってきます。ですから、言葉だけが独り歩きをしないように、第1章では、子どもの発達について紹介し、第2章では4コマ漫画でその状況を表しました。「ああ、あるある」と自分のことに置き換えながら、「そうか、子どもはこんなふうに思っていたんだな」と読んでいただきたいと思います。本書が、皆さんの子育てをより楽しいものにするために役立てば、幸せです。 (「はじめに」より)著者:小笠原 恵
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