お母さんの「叱りすぎ」がピタッ! ととまる本
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税込み。
はじめてお母さんになった人が、どう子どもに関わったらいいのか、戸惑い、悩み、迷うのは当たり前です。
私は30年ほど、「親と子の悩み無料電話相談」を行ってきました。
若いお母さんから「赤ちゃんが泣きやまないで困っている。こっちの方が泣きたくなります」といった相談を受けることもよくありました。電話の向こうで、赤ちゃんの泣き声も聞こえました。
新米お母さんは、わからないことばかりですから、だれかに相談するのは、けっして恥ずかしいことではありません。
赤ちゃんが生まれて、お母さんも、母として生まれたばかりです。子育ての経験がないのですから、わからなくて当たり前。子どもと一緒に成長していけばいいと考えたら、いかがでしょうか?
はじめから立派なお母さんなんて、まずいないでしょう。
日々、試行錯誤しながら、親も、少しずつ親になっていくのです。
「なるべく叱らないで育てよう」「ほめて育てなくては……」と思っていても、部屋を散らかし、ちっとも言うことを聞かない子どもを相手にすると、つい、大声で叱ってしまったという経験をおもちの方はたくさんいらっしゃると思います。
親だって生身の人間です。叱りたくなることだってありますし、思わずどなってしまうことだってあるでしょう。
反対に、子どもを叱れない親もいます。叱ると子どもに嫌われるのではないか、子どもが離れていってしまうのではないかと、おそれている親です。
いい母プレッシャーに悩んでいるお母さんも多いようです。
実母からは「お母さんなんだからがんばりなさい」と言われ、夫からは「育児はやっぱりお母さんだよね」と、困るとすぐ返してくる。夫と自分とは、子ども(育児)に対する温度差があると感じています。
朝の情報番組のアンケートによると、「自分の妻はいい母プレッシャーなど感じていない」と答える夫が76.7%もいます。なぜそう思うのかの問いに対して、「子育ては妻の仕事だから」「自分は仕事をして家計を支えている」「子どもはふつうに育っている」と答えています。さらに、「妻はいい母をしている」と思う人が66.8%もいるのです。でも、それが妻には伝わっていないとしか思えません。
では、いい親って、どんな親でしょう?
10組の親子がいれば、10通りの答えがあるでしょう。それぞれ、「いい親」の考え方は異なると思います。
でも、1つ共通して言えることは、子どもが大きくなって、「自分はこの親の許に生まれてきてよかった」と思えるということだと思います。
いい親になろうと努力することは、もちろん大事ですが、それによって、ご自分をがんじがらめにはしないでください。
いい親にならなければと思いすぎないことです。
つまり、自分に対しても、子どもに対しても、100点満点を求めすぎないことも大事だと思います。「60点なら上等だわ」というくらいに考えていれば大丈夫。60点は合格点ですよ。
本書で紹介する方法を、1つでも2つでもまず、試してみてください。きっと心がラクになるはずですよ。 (「はじめに」より)
著者:波多野ミキ
縦:18.8×横:12.9 全頁数:192ページ
重量216g厚さ1.2cm
私は30年ほど、「親と子の悩み無料電話相談」を行ってきました。
若いお母さんから「赤ちゃんが泣きやまないで困っている。こっちの方が泣きたくなります」といった相談を受けることもよくありました。電話の向こうで、赤ちゃんの泣き声も聞こえました。
新米お母さんは、わからないことばかりですから、だれかに相談するのは、けっして恥ずかしいことではありません。
赤ちゃんが生まれて、お母さんも、母として生まれたばかりです。子育ての経験がないのですから、わからなくて当たり前。子どもと一緒に成長していけばいいと考えたら、いかがでしょうか?
はじめから立派なお母さんなんて、まずいないでしょう。
日々、試行錯誤しながら、親も、少しずつ親になっていくのです。
「なるべく叱らないで育てよう」「ほめて育てなくては……」と思っていても、部屋を散らかし、ちっとも言うことを聞かない子どもを相手にすると、つい、大声で叱ってしまったという経験をおもちの方はたくさんいらっしゃると思います。
親だって生身の人間です。叱りたくなることだってありますし、思わずどなってしまうことだってあるでしょう。
反対に、子どもを叱れない親もいます。叱ると子どもに嫌われるのではないか、子どもが離れていってしまうのではないかと、おそれている親です。
いい母プレッシャーに悩んでいるお母さんも多いようです。
実母からは「お母さんなんだからがんばりなさい」と言われ、夫からは「育児はやっぱりお母さんだよね」と、困るとすぐ返してくる。夫と自分とは、子ども(育児)に対する温度差があると感じています。
朝の情報番組のアンケートによると、「自分の妻はいい母プレッシャーなど感じていない」と答える夫が76.7%もいます。なぜそう思うのかの問いに対して、「子育ては妻の仕事だから」「自分は仕事をして家計を支えている」「子どもはふつうに育っている」と答えています。さらに、「妻はいい母をしている」と思う人が66.8%もいるのです。でも、それが妻には伝わっていないとしか思えません。
では、いい親って、どんな親でしょう?
10組の親子がいれば、10通りの答えがあるでしょう。それぞれ、「いい親」の考え方は異なると思います。
でも、1つ共通して言えることは、子どもが大きくなって、「自分はこの親の許に生まれてきてよかった」と思えるということだと思います。
いい親になろうと努力することは、もちろん大事ですが、それによって、ご自分をがんじがらめにはしないでください。
いい親にならなければと思いすぎないことです。
つまり、自分に対しても、子どもに対しても、100点満点を求めすぎないことも大事だと思います。「60点なら上等だわ」というくらいに考えていれば大丈夫。60点は合格点ですよ。
本書で紹介する方法を、1つでも2つでもまず、試してみてください。きっと心がラクになるはずですよ。 (「はじめに」より)
著者:波多野ミキ
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