かわいいブロック折り紙

おりがみといえば、１枚の紙から立体的な作品を作るのが一般的ですが、同じパーツをいくつも作り、それを組みあわせることで複雑な形を作り上げる「ブロック折り紙」も、おりがみの多彩な一面を見せてくれるものです。
本書では、伝統的な花のくす玉から、紙が花開いていく「華のくす玉」や、中空の骨組みでできた「スケルトン」のような現代的な作品、伝承を活かした「はこリョーシカ」や「リース」、そして、三角ブロックから作るくだものやうさぎなどの立体まで、さまざまな作品を紹介しています。
「ブロック折り紙」は、折り方自体はおおむね簡単ですが、枚数を折らなくてはいけないのが大変に思われるかもしれません。そんなときは、テレビを見ながら、あるいは友だちや家族とおしゃべりを楽しみながら、気長に作る時間も楽しんでください。パーツをすべて組み上げたときの感動を、ぜひ体験してほしいと思います。 （「はじめに」より）
著者：小林一夫
縦：21×横：14.9 全頁数：96ページ
重量254g厚さ0.8cm