1分で大切なことを伝えるお母さんの「話し方」
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子どもを育てるのは大変なことです。
毎日食事をつくって食べさせ、お風呂に入れ、さらにお弁当の準備や学校へ持っていくものの用意をし、宿題をチェックして……。
やっと寝かしつけて、朝、学校に送り出したと思ったら、次は洗濯や掃除などの家事が待っている──。
やることが山積みで、とてもじゃないけれど自分のことまで手が回らない……。
そんな忙しい毎日を送っているお母さんがほとんどなのではないでしょうか。
ところが当の子どもは、そんな親の状況などどこ吹く風で、自由に行動します。
いくら言っても言うことを聞かない子どもに、イライラすることもあるでしょう。ついつい、子どもに注意をする、叱る声も荒くなりがちです。
「何度言ったらわかるの!」
「やめなさいって言ったでしょ!」
どんなに強く言っても、また翌日は同じことの繰り返し。
うちの子はなんて聞きわけがないんだろう。こんなに言うことを聞かないなんて、性格が悪いんだろうか、それとも、ものわかりの悪い“ダメな子”なのかしら。
そんなふうに思うときもあるでしょう。
でも、落ち着いて周囲を見渡してください。子どもを叱っている、あるいは怒鳴りつけている親は、あなただけではありません。意外に多いと思いませんか?
みんなそうだから安心していい、というわけではありません。それだけ、親の言っていることは子どもに伝わりにくい、ということなのです。
子どもが言うことを聞かないのは、もしかしたら親の伝え方のせいかもしれません。まずは「自分の言いたいことが子どもにちゃんと伝わっていない」という現実を認識し、どうすればしっかりと伝わるかを考えてみてほしいと思うのです。
子どもが言うことを聞かない場合、多くの親はその原因を考えようとはせず、イライラを募らせます。そして、より強く叱ったり、より厳しい罰を与えたりと、行動をエスカレートさせていきがちです。
親は子どものためを思って叱っているつもりかもしれませんが、そうした場合のほとんどは自分のために叱っています。
たとえば、服に食べものをこぼした子どもに「何やってるの! さっき着替えたばかりなのに、また洗濯しなきゃいけないじゃないの!」
朝、学校の準備をしている子どもに、「さっさとしなさい! みんなとの集合時間に間に合わないじゃない!」
これらは本当に、子どものためを思って言っているセリフでしょうか。
実際のところは、洗濯や着替えの手間を増やされたことを怒っていたり、子どもが遅れることで「だらしない親」と思われるのが嫌だったりなど、親自身の都合で子どもを叱っているのです。
かわいいわが子には、明るく元気で、前向きな生き方をしてほしい、そう願うのは私自身、親のひとりとして同感です。しかし、その親自身が子どもの健やかな成長の邪魔をしてしまっている可能性があるのです。
本書は、いつの間にか自分の都合で子どもを叱り、言うことに従わせようとしていたことに親が気づき、その言い方・考え方を子どもの成長につながるように見直そうというものです。見直す過程で、みなさんが普段子どもに投げかけている言葉が極端に短くなっていないか、あるいは長すぎないか、自分の伝え方をぜひ振り返ってみてください。そのときに、ひとつの目安となるのが「1分間」という時間です。これは、忙しい親がひねり出す時間として、また、子どもが理解できる時間として意識するべき重要な基準です。1分間で伝えるための秘訣は、本書の随所に書かれています。
しっかり親の意思を子どもに伝えることでよりよいコミュニケーションを図り、大事な子どもと素晴らしい絆を築いてほしい、そう願っています。 (「はじめに」より)
著者:内田賢司
縦:21×横:14.9 全頁数:144ページ
重量278g厚さ1cm
毎日食事をつくって食べさせ、お風呂に入れ、さらにお弁当の準備や学校へ持っていくものの用意をし、宿題をチェックして……。
やっと寝かしつけて、朝、学校に送り出したと思ったら、次は洗濯や掃除などの家事が待っている──。
やることが山積みで、とてもじゃないけれど自分のことまで手が回らない……。
そんな忙しい毎日を送っているお母さんがほとんどなのではないでしょうか。
ところが当の子どもは、そんな親の状況などどこ吹く風で、自由に行動します。
いくら言っても言うことを聞かない子どもに、イライラすることもあるでしょう。ついつい、子どもに注意をする、叱る声も荒くなりがちです。
「何度言ったらわかるの!」
「やめなさいって言ったでしょ!」
どんなに強く言っても、また翌日は同じことの繰り返し。
うちの子はなんて聞きわけがないんだろう。こんなに言うことを聞かないなんて、性格が悪いんだろうか、それとも、ものわかりの悪い“ダメな子”なのかしら。
そんなふうに思うときもあるでしょう。
でも、落ち着いて周囲を見渡してください。子どもを叱っている、あるいは怒鳴りつけている親は、あなただけではありません。意外に多いと思いませんか?
みんなそうだから安心していい、というわけではありません。それだけ、親の言っていることは子どもに伝わりにくい、ということなのです。
子どもが言うことを聞かないのは、もしかしたら親の伝え方のせいかもしれません。まずは「自分の言いたいことが子どもにちゃんと伝わっていない」という現実を認識し、どうすればしっかりと伝わるかを考えてみてほしいと思うのです。
子どもが言うことを聞かない場合、多くの親はその原因を考えようとはせず、イライラを募らせます。そして、より強く叱ったり、より厳しい罰を与えたりと、行動をエスカレートさせていきがちです。
親は子どものためを思って叱っているつもりかもしれませんが、そうした場合のほとんどは自分のために叱っています。
たとえば、服に食べものをこぼした子どもに「何やってるの! さっき着替えたばかりなのに、また洗濯しなきゃいけないじゃないの!」
朝、学校の準備をしている子どもに、「さっさとしなさい! みんなとの集合時間に間に合わないじゃない!」
これらは本当に、子どものためを思って言っているセリフでしょうか。
実際のところは、洗濯や着替えの手間を増やされたことを怒っていたり、子どもが遅れることで「だらしない親」と思われるのが嫌だったりなど、親自身の都合で子どもを叱っているのです。
かわいいわが子には、明るく元気で、前向きな生き方をしてほしい、そう願うのは私自身、親のひとりとして同感です。しかし、その親自身が子どもの健やかな成長の邪魔をしてしまっている可能性があるのです。
本書は、いつの間にか自分の都合で子どもを叱り、言うことに従わせようとしていたことに親が気づき、その言い方・考え方を子どもの成長につながるように見直そうというものです。見直す過程で、みなさんが普段子どもに投げかけている言葉が極端に短くなっていないか、あるいは長すぎないか、自分の伝え方をぜひ振り返ってみてください。そのときに、ひとつの目安となるのが「1分間」という時間です。これは、忙しい親がひねり出す時間として、また、子どもが理解できる時間として意識するべき重要な基準です。1分間で伝えるための秘訣は、本書の随所に書かれています。
しっかり親の意思を子どもに伝えることでよりよいコミュニケーションを図り、大事な子どもと素晴らしい絆を築いてほしい、そう願っています。 (「はじめに」より)
著者:内田賢司
縦:21×横:14.9 全頁数:144ページ
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